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コラム − ロータリーエンジンの発熱量

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ロータリーエンジンの発熱量

私がロードスター・パーティーレースのメカニックをしていることは、以前のコラムでもお伝えしましたが、今年はロードスターに加えてRX-8のパーティーレース車両のメカニックも務めることになりました。いかにナンバー付き車両のレースとは言え、1人で2台の面倒を見るのはなかなか大変ですが、それ以上に戸惑っているのが、レシプロエンジンのロードスターとロータリーエンジンのRX-8の違いなんです。

プラグやオイルフィラーが妙なところについているのはまぁいいとしても、厄介なのがエンジンの発熱量なんです。5月の連休中に第1戦があったのですが、レース終了後ドライバーから「終盤ブレーキの踏み代が大きくなる」と注文が。早速ブレーキのエア抜きをしてみると、確かに少しエアが出たものの今までの経験からブレーキの踏み代が大きくなるほどの量ではありませんでした。

そこで、去年このRX-8の面倒を見ていたメカニックに聞くと、ブレーキフルードはDOT5を使わないとダメとのこと。何でもブレーキからの熱に加えて、エンジンの発熱量がハンパじゃないので、リザーバータンクやエンジンルームを通るブレーキライン内のフルードの温度が上昇して、DOT4だと持たないらしいんです。

これまで、ロードスターはもちろん10年ほど携わって来た二輪のレースでも、必要に迫られてDOT5を使ったことがなかったので、「へぇ〜」というのが正直なところ。ロータリーエンジンの発熱量ってハンパじゃないんですね。なお、一般公道を走る限りではDOT4でも問題ないので、念のため。

(2005年7月6日)


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