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コラム − またひとつ名門ブランドが…

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またひとつ名門ブランドが…

先日、スポーツ&スペシャリティカーの販売低迷を受けて、トヨタがセリカの生産を2006年3月で中止しました。

今から30数年前、通っていたスイミングクラブのコーチが初代、通称“ダルマセリカ”の1600GTに乗っていたのが、私が「セリカ」という車を意識した最初。当時は取り立ててクルマに興味があったわけではないのですが、そのモスグリーンのセリカが妙に印象深く、免許を取ってすぐに中古車店を探し回ったことがありました。ダルマのバリエーションモデルとして登場したリフトバックも惚れ惚れするくらいカッコいいクルマでした。

2代目でランアップされた上級モデルのXX(ダブルエックス)が爆発的な人気を呼んだり、4代目にラインアップされたターボ+4WDのGT-FOURが映画「私をスキーに連れてって」に登場したり、いろいろ話題を呼びました。排ガス規制の影響で当時OHCエンジン搭載車しかなかったスカイラインを皮肉って、「名ばかりのGTは道を開ける」というキャッチコピーが付けられたのは、確か2代目のCMだったと記憶しています。

そんな、スポーツ&スペシャリティモデルとして一時代を築いたセリカですが、ここ数年は販売台数が伸び悩み、この3月でついに生産中止となってしまいました。

家族構成の関係もあって、ここ10数年ミニバンとコンパクトカーしか購入していない私が言うのもなんですが、スポーツ&スペシャリティの名門ブランドが消えてしまうのは何とも寂しいものです。

(2006年5月8日)

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