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全日本ラリー選手権(2輪駆動部門)ドライバー参戦レポート 第7戦 モントレー2003


2003年9月27日(土)〜28日(日)
群馬県新治村&高山村周辺約250km(SS:オール舗装路面)
タイムスケジュール:第1セクション・・・・27日8時スタート SS5本
          第2セクション・・・・27日14時スタート SS5本
          第3セクション・・・・28日9時スタート SS4本
                    → 合計SS14本(約60km)
天候:晴れ&曇り
路面:ドライ(一部ウェット)

報告
前日
 群馬のラリーは3年ぶりです。前回はMR2で出場したのですが、なんとSS1スタートしてすぐシフトが2速に噛み込んでリタイヤでした・・・。週末の天気予報は金曜日から晴れ〜曇り。久しぶりに雨にはたたられないラリーになりそうです。RX7も前回の問題点を少しずつ解決へと向かっています。とくにブーストが上がらなかったターボにはBritzのブーストコントローラーを新品で装着!さて、どこまでブーストかかるかな??

前々日深夜
 突然0時過ぎにナビから電話。なぜに深夜の電話?『あ、あたし。明日仕事になった。レキ行けない、ごめん』『あそ・・』『朝、必要書類と私の荷物取りに来てね〜』『あい』

前日早朝〜レッキ
 4時半起床。ナビの家まで荷物を取りに行きました。『あたし夜の新幹線で行くから』『うん、上毛高原駅まで迎えに行くよ』
 関越自動車道を1時間ちょっと走行すれば月夜野IC。集合会場の群馬サイクルスポーツセンターはICから15分の距離です。今回のモントレーは毎年レッキをレンタカーで走行します。私に割り当てられたのは1500ccカローラオートマ。1人で運転しながらペースノートを書くにはオートマは有り難いです。
 9時からペースノート作りが始まりました。行く先々でコースオフィシャルに『あれ?1人ですか?大変ですね』と声をかけられます。確かに林道を運転しながら文字を書くというのは結構大変で、とても2人でペースノートを作っているクルーのスピードでは走行できないため、途中で何台ものレンタカーに追い抜かれます。それでも何とかレッキを続けていると、突然目の前 ーでオフィシャルが停止命令を出しています。なんだろう?『こんにちは、お疲れさまです』『はい、ちょっとペースノートチェックさせてください』『へ?』『事前走行してないかのチェック・・・あれ?ナビは?』『仕事で来れなくなってしまって・・』『え〜?1人ですか?すげえ!こりゃ関係ないわ!どーぞ通ってください・・いやあ、俺にはできねえなあ・・・すげえ!』相手のオフィシャルの顔をよく見れば・・・世界の新井!おお!新井にすげえと言わせたぜ!
 夕方、レッキ終了後、エンジンを最終チェック!あれ?やっぱりブースト上がらないよ。ブーストコントローラーで、タービン能力の50%でも100%でもブーストは0.36。むむむ・・・ちょうどそこに、雑誌PD(プレイドライブ)でも有名な松本さん&森田さんが登場!RX7のターボ周りを再点検し始めました。30分後・・・『明日これで走ってみてね〜!』う〜ん、すげえ・・・のか?

当日
 いつものラリーでは当日朝から、受付、車検、ドライバーズミーティングなどがあり、昼頃スタート・・・っていうパターンなのですが、今回は余計なものはみんな前日に終わっていたので、当日は朝8時スタートという早さ!
 群馬サイクルスポーツセンターに着いてから、あっという間にSS1スタートです・・・

SS1 群馬サイクルスポーツセンター内コース(舗装下り4.142km)
 ここは6月に家族旅行で遊びに来て、自転車でコースを走りながらペースノートを書いたコースです。道幅も広く、直線も長い、サーキットみたいな・・・それでいて周りは山や木々に囲まれた林道風コースです。本来ならRX7はこんなところでタイムを稼がなければいけないのですが・・・・・スタート後、長い直線。前ゼッケンのフェアレディZに比べると加速が・・・お、遅い!ギャラリーコーナーを抜け、直線から高速コーナーへ・・・4速全開でドリフトします・・メーターは120km/hだ!こえ〜と思いながらも楽しい!ゴール!2分52秒!『前のZは何秒でした?』『40秒!』『へ?12秒も離された?ショ〜ック!!』

SS2 舗装上り&下り 約8.77km
 この林道は舗装ですが、コーナーのイン側にところどころダート部分が数十cm残っており、インカット可能なコーナーがあります。つまり、数台走ればコーナーには土が {て、アスファルトの上に土が乗ってるという、すっげえ滑りやすい路面になるのです。
 スタート。『5L、5L、ストレート、3Rclose・・・』正確なナビの声が響きます。快調、快調。やっぱりラリーは林道だぜ!『4L、3.5Lインカット!』おぐわ〜っ!土、土、土・・・舗装じゃねえ!RX7はリアを思いっきり滑らせながら、斜めを向いて立ち上がります。『4R、5L、4Rインカット!』ズルズルズルズル・・・・グリップしな〜い!!!こりゃ、土の出てないコーナーを選んで攻めなきゃ!『5R、4L、5L、3.5Rスリッピー!』3速全開でした。スリッピーという言葉を聞いたときにはブレーキはすでに利きませんでした。ステアリングで回避しようとしても7は真っ直ぐコーナーアウト側へ滑って行きます。視界には、アウト側の山の立木と電信柱がすごい勢いで近づいてきます。『だめだ!』ガッシャ〜ン!
 群馬の2度目のラリーはSS2で幕を閉じました。

 次戦は10月11&12日、北海道十勝郡新得周辺で開催されます。得意のダートラリーです。スターレットタ ーボで出場します。今度こそ勝つぞ!

追記
 もうすでにご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、このラリーでBクラスのセリカがSS13で立木にクラッシュし、ナビが死亡する事故がありました。決して主催者の設定が悪かったとは思いませんし、運転者も全日本選手権の常連ドライバーで、技術的な問題があったとは思えません。スポーツに事故や怪我は付き物です。全日本ラリーに比べればラグビーなど怪我や事故の多さでは比較にならない程です。安全装備をいくら装着していても、いくら上手なドライバーでも、事故が起きるときは起きます。仕方ない・・・と言っては彼に気の毒ですが・・・・。やりきれない思いだけが残りますね。
 ご意見のある方はBBSに書き込んで行ってくださいね。
 大竹選手のご冥福とともに、今後の日本のラリーの状況が悪くならないことを祈ります。きっと彼もそんなことは望んでないでしょうから・・・。


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