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ドライバー参戦レポート 全日本ラリー選手権 第1戦 ツール・ド・九州 in 七山 第2戦 MACラリー2005 第3戦 シンフォニーラリー2005 第4戦 2005 RTC RALLY in SHINTOKU
東日本ラリー選手権 第1戦 FRCマウンテンクロスラリー2005 最終戦 FRCオータムプラクティス2005
ナビゲーター参戦レポート 全日本ラリー選手権 第1戦 ツール・ド・九州 in 七山 第3戦 シンフォニーラリー2005inひよし 第4戦 2005 RTC RALLY in SHINTOKU
東日本ラリー選手権 第1戦 FRC RallyMoutainCross 2005
2005全日本選手権ラリー ナビゲーター参戦レポート 第3戦 シンフォニーラリー2005 in ひよし
やってきました、ラリーが一番辛い季節、夏!!しかも京都!! 前回の四国MACは事情により私はエントリーできなかったので、またまた久しぶりのラリーとなります。 しかも、ここ京都で全日本2駆部門のラリーが開催されるのは始めて。私は99年から全日本2駆部門を追っていますが、大体毎年同じ主催者、同じエリアを使うので、今回のように初めての場合、結構緊張します。 同じところであれば、ラリーの全体像も進行も予想できて、ナビとしてかなり進めやすいし、ラリーそのものに対する安心感も全然違います。 しかし逆に、初めてのエリアであれば、地元勢は別としても、他はほぼイコール条件。「俺は初めての道は速いぜ!!」と上原さんが息巻いておりますが、確かにこういうパターンに上原さんは強い。 今回はかなりのハイスピードコースと聞いているし、久しぶりの「勝つか落ちるか」のラリーになりそうな予感がします(笑)
今回は順調に木曜の午後に埼玉を出発し、日付が変わる直前に京都入り。 まあ、ここに至るまでには「ファイナルが届かない」「レキ出られないかも!」とかのドタバタがありましたが、最早そのへんはいつものこととして、普通に出発できた時点で「順調」だと思えるようになりました(笑) 金曜日は炎天下の中のレキ。暑い・・・死ぬ・・・・ふと手を見ると、腕がしっとりと光っているではないですか。こ、これは・・・汗!?こんなに汗をかいたのは学生のとき以来かもしれません。明日はこの暑さに加えて、レーシングスーツとメットを着用するわけですね。 考えただけで死にそうです・・・。
6月25日(土)ラリー当日 今日もいいお天気です。 集合時間がやたらと早いのにスタートは14:00。車検が11:30までなので、チーム九州勢は皆さんのんびりしています。 今回、一緒にサービスを受ける「チーム九州」のメンツは以下の5クルーです。 松尾・三塩組、岡田・藤田組、曽根・桝谷組、加納・松井組、そしてうち、上原・飯田組。 加納選手は関東の選手ですが、それ以外は皆さん九州勢。自分で言うのもなんですが、なかなかいいメンツ揃っております。チーム九州で上位取れちゃったりしちゃったらどうしましょ(嬉)
「車検終わったらパルクフェルメやろ?ギリギリでやりたいことが見つかってマシン扱えんやったら嫌やん?やけんまだ車検には行かんどく。大丈夫、準備はもうできとるし。念のためね」 ということで、皆さんテントの下でくつろいでいます。素敵・・・こんなに余裕があるスタート前なんて、滅多にない。しかも「九州時間」で有名な、チーム九州とは思えない光景。皆さん、ようやく「余裕をもった準備」というものに目覚めてくれたのですね・・・! と思ったのは大きな過り。 「そろそろ車検行くかね!」とぞろぞろと車検場に向かったのは良いけれど、これまたぞろぞろと帰ってくる(笑) 「車重が足らん!しかも20kg!!」「うちも足らん!誰か錘ない??」「車高が・・!」 なんてこったい。いつもの展開。しかも20kg足りんってうちのインテやないかい!!足りなすぎ!! 結局、スペアタイヤを固定して封印して、重量物の代わりにすることに。はああ・・やっぱりうちには余裕なんて無縁みたい。(今回はうち以外にも、車重が足りないところが多かったようです。何故だか誤差がかなりあったようです)
いよいよスタートの時間となるころには、もう暑さで皆さんヘロヘロ。やれやれ、これで体力もつのかしら・・ 今回のラリーは超ハイスピードコースと言われるSSも多く、しかもダムサイトの場合、突っ込む先は柔らかい山の土手ではなく、硬い硬い、コンクリートの土手やガードレール。もうあれですよ・・うちやばいですよ、こういうコース(笑)。ペースノートにもたくさんコーションマークつけたし、踏み切りじゃいけないコーナーは、コーナーの数字を少し下げて作ってみたりした。 しかし上原さんの場合、「!(コーション)はいける、!!(ダブルコーション)は気をつけて踏め、!!!(トリプルコーション)はナビが3回『トリプルコーション!』と叫ぶ」という基準。 もちろんそれは冗談にしても(と信じたい)、今回は本当にちゃんと言うこと聞いてよね・・!
【Leg1 Section1】 SS1:(4.80km) さて、まずはいきなりダムサイト。七山ではインカービデオがうまく作動しなかったので、今度こそは我々の雄姿を収めねば!!と、スタート前にボタンをポチ。あれ?動いてない??などとやって体を動かしたからか、スタート直後、上原さんのシートベルトにトラブル発生。 このせいで抑えた走りになりましたが、それが返ってよかったのかもしれません。 「踏み切りでは無理よ」「いやー、俺はいけるんじゃないかと思うよ」 「無理って!聞いたけど、踏みきりで行ったら飛んでくらしいよ?コーションて読むけん、1本目は落としてみよう」 「俺の場合コーションは、いけるって意味だぜ!!」「やめてーー!」 という会話をしていたクレスト先5Lのコーナーも、きちんと落として抜けていきました(笑) ちなみにあのコーナー、踏みきりで行っていたら、確実に飛んでいってました・・・ なんとか無事にSS1ゴールまで辿りつきましたが、全体に抑えたことに加え、スタートでおそらく1秒ほどロスしたせいで、タイムは19秒。 地元勢と榊選手、アキラ選手は12秒を出してきていますが、セカンドグループは大体21秒〜。でもこの状態で19秒なら、次では14秒は狙えるでしょう。悪くない。 徐々にペースが上がれば、勝負は最後のロングSS3本に持ち込まれると思われます。それまで食いついていくぞ!! ちなみに残念なことに、このSS1で、チーム九州の松尾組と加納組がリタイヤ。くうう、残念・・・。
それにしても嬉しいことに、今回の足のセッティングは非常にいい!今までこんなにいい状態のセッティングが出せたことはないので、ものすごく嬉しいです。 「なんか今回の足、良くねえ?」「いいね、すごくいい・・こんな不満に思わなかったの初めてかも」 「よーし、次からいけるぜ!いくぜ!」「おう!!」
ちなみに、SSスタート待ちの行列はこんな感じです。
SS3:(3.25km)・・SS2の逆走 1時間半のプールの後の逆走。今度こそはミスなくいってやる。そろそろタイム的にも追い上げを始めたいし、いけるという感触もある。上原さんと私のテンションもいい感じ。 今回はまさにサバイバルなコースで、すでに何台ものリタイヤ車両が出ている。生き残れば、久しぶりに完走という喜びだけじゃなく、表彰台に乗れそうな感触がある。口に出すと運が逃げてしまいそうだし、こんなところでそんなことを予想してムフフとなってもいけないので、口には出さないけど・・・正直言って、確信がありました。 「いける・・・それに今回、刺さりそうな気もしない。上原さんはこういう展開に本当に強い。そして多分、タイムはぐんぐん上がる。マシンの調子もいい。多分、完走できる・・そして・・!!」 ああ、どうしよう。絶対にもうノートのミスなんて許されない。絶対勝つ、勝つのだ!! 「2L、20、2.5L、4から3Rアンド2.5Lアンド2.5Rオープン・・・!」 ふっ。出たわよ今回もコンマ以下の嵐。でもSS1なんてもっとすごいのあった・・・「4から3Rギャップ、30・・」 ノートもいいタイミングで読めている。お互いにすごく集中している。詰める、詰めるのだタイムを・・! そのとき、コーナーの先に黄色のセリカが。同じチーム九州の、岡田・藤田クルーです。OKサインを持って、がんばれと合図してきています。「ありがとう、がんばるよっ!」とガッツポーズをして走り抜け、次の右コーナーに入るためにシフトダウンをした途端・・・・!ガン!ガコッ!ガリガリバリバリ!! ものすごい音がしたと思ったら、突然グリップを失う感触が。おかしいと思いながら、次のコーナーを読む。インテはフラフラしながらなんとかコーナーを抜けます。何が起きたのかと思いつつ、前を見据えてノートを読み上げます。 お願い・・・とにかくゴールまでもって・・・! かなりのペースダウンをしながらも、なんとかSSゴールまで辿り着きました。 「な、なんとかゴール・・・お疲れ・・」「お疲れ!!そしてリタイヤだな・・・」 あと1本走ればサービスでしたが、インテはもう、「アクセルを抜けば左に、踏めば右に飛んでいく」という状態。駆動系トラブルなのは間違いありません。とてもこんな状態でSSを走るのは危険すぎると判断し、残念ながらリタイヤとなりました。 悔しい・・・悔しい・・・・悔しい!!
サービスに戻って見てみたところ、右のドライブシャフトが破損していました。 DC5になってこのテのトラブルはなくなったと聞いていたし、実際去年もこんなことなかったのに。セッティングができてきて、速くなってきた分、シャフトにかかる負荷も高くなってきてしまったのでしょうか。 私たちはスペアのシャフトを持ってきていなかったため、この後、吹田までシャフトを受け取りに行くというおまけまでつきました・・・。
今回は思わぬトラブルでリタイヤとなりましたが、この感触はきっと次の舗装イベントに繋がると思います。 次戦は上原さんの得意なダート、北海道です!私にとっては前回優勝した縁起のいいイベントですが、上原さんは肋骨損傷の思い出不快・・・じゃなくて思い出深いイベントです。 埼玉に戻ってシャフトさんに見てもらい、次からはドライブシャフトのチェックも入念にやってもらえるとのことで、さらにスペアも持参することにして、対策を強化することにしました。 応援してくださった皆さん、心配してくださった皆さんには申し訳ない結果となりましたが、この教訓を活かし、結果に繋げます。次こそは・・!
追記: ちなみに、SS3で早くもチーム九州は5台中4台リタイヤという恐ろしい展開となり、一時は「チーム全滅」に改名しなければならないかという話もでましたが、最後の希望の曽根選手が完走してくれたので、私たちは次戦も「チーム九州」としてサービスを受けられそうです(笑)