HOME 買取 リビルド カー用品 イベント テクニカル情報 何でもランキング 各種ご案内
会社案内 ENGLISH プライバシーポリシー サイトマップ リンク NAPRO 株式会社ナプロフクシマ

×CLOSE

×CLOSE

×CLOSE

×CLOSE

×CLOSE

×CLOSE

×CLOSE

テスト&レポート

テスト&レポートコラム ■メールマガジン ■リサイクルパーツコラム

バイク、クルマ雑誌のフリーライター安藤佳正が世のカー用品をテスト&レポート!

>>テスト&レポートメニュー

ナプロGX以外の商品は当社での販売を行っておりません。
  商品に関するお問い合わせ等は各メーカー・発売元へお願いいたします。


ガラス繊維系ボディコート『雅』
標準価格:1万5540円/70ml(施工セット)
発売元: アタックレーシング
 http://www.estremo.jp/

私の記憶が確かならば、夜中のTVショッピングの「ブリス」、「アクアクリスタル」から火がついたガラス繊維系コーティング剤。これはガラスの主成分である二酸化ケイ素を配合したコーティング剤の総称で、比較的簡単な施工とキラキラした感じの光沢で人気を集めています。

今回紹介するアタックレーシングの『雅(みやび)』も同じガラス繊維系コーティング剤ですが、前出のブリスやアクアクリスタルのように、洗車の延長で10分、20分で仕上げられるような製品ではありません。以前、某カーケアプロショップで聞いたところ「同じガラス系コーティング剤でも、ニ酸化ケイ素の含有量には雲泥の差がある」とのこと。作業性をウリにしている製品の多くは「例えるならシリコン被膜の中にガラス繊維が点在しているような状態。含有量の多い製品は簡単には施工できない」とのことでした。

今回の『雅』はおそらく二酸化ケイ素の含有量がかなり多いのでしょう。かなり入念な下地処理が指示されていますし、塗り込みから仕上がりまでゆうに半日以上。さらに被膜の完全効果までは48時間を要しますが、その対価として鉛筆硬度テスト「9H」という圧倒的な被膜強度による優れた塗装プロテクト性能と、屋外駐車でも1年以上という耐久性が手に入ります。とにもかくにも、これまでのガラス系コーティング剤とはレベルの違う製品と言っていいでしょう。

作業の手順は以下の通りです。

<予備洗車>
油分を極端に嫌うため、台所用中性洗剤を使用して洗車する

<鉄粉除去>
鉄粉除去粘土等を使用して塗装表面の鉄粉を取り除く

<下地処理>
必要に応じてコンパウンド等を使用して水アカや小キズなどを取り除く

<最終洗車>
再度、台所用洗剤を使用して洗車し、残留コンパウンドや油分を完全に取り除く

<水分乾燥>
被膜の定着を妨げる要因になるので、水分を完全に拭き取り・乾燥させる。モールの縁などに残った水分に注意。

<塗り込み>
ボディが熱くないことを確認してから液剤を可能な限り薄く塗り広げる。
液剤2〜3滴でボンネット1枚が目安。

<乾燥>
全体に白っぽくなるまで、日陰で1〜2時間(晴天20℃の場合)乾燥させる

<拭き取り>
ネル等の軟らかいクロスを使用して拭き取る。水を固く絞ったクロスで拭き取り、続けて別の乾いたクロスで拭き上げると楽だが、残る被膜の厚みはドライ拭き上げに比べて薄くなる

<硬化>
クルマを日なたに出し日光に2〜3時間当てて被膜を硬化させる。完全硬化にはさらに48時間かかる

実際に施工してみてのポイントは、
1)入念な下地作りと、油分、水分の完全除去
2)超薄塗り
3)拭き取り用クロスを多めに用意し、マメに面を変えながら拭き取る
4)硬化には日光が必要
といったところ。特に「ボンネット1枚で2〜3滴」という超薄塗りはかなり難しく、この類の作業には慣れている私でも何だかんだで10滴以上使ってしまいました。乾燥が遅いのでミニバンやコンパクトカーのボンネットなら不可能ではないと思いますが、難しいのは確かです。ちなみに厚く塗ってしまった場合は、私自身はあまり実感しませんでしたが、乾燥時間が長くなりムラになりやすいとのことです。

それから、「日なたに出して2〜3時間…」の初期硬化中に水や鳥の糞が付着した場合は、その部分だけ塗り直すように指示されています。もし雨が降り始めたら…。天候の読みもシビアですね。

さて、気になる仕上がりですが、想像していたようなキラキラ感はあまりなく、比較的落ちついた仕上がり。私自身は無理矢理感がなくて好きですが、ガラス系コーティング剤らしくないといえばらしくないので、人によっては不満を感じるかもしれません。

硬化完了後しばらくは水を水滴状に弾きますが、数日後には膜状に弾くように変わり汚れがより付着しにくくなります。実際に施工後2ヶ月経過したボンネットをシャンプー洗車してみたところ、ほぼ完全に排水され、少なくとも固形ワックスを上回る耐久性と防汚効果を持っていることは確認できました。この『雅』には重ね塗りすると被膜が厚くなる性質があり、メーカー側でも最初の施工から1週間後の再コートを推奨。また、別売の「雅メンテナンス剤(1890円/70ml)」を使用して1ヵ月に1度のケアも推奨されています。

容量は70mlで普通車なら2〜3台分というところ。これでメーカー希望小売価格は1万290円。かなりいい値段です。今回使用した『特選・雅施工セット』に至っては、プラスαの成分を加えた液剤(容量は同じ70ml)に、塗り込み用高密度スポンジと拭き取り用超極細繊維クロスをセットにし、桐の箱に収めて1万5540円! 確かに性能は高そうですが、それを差し引いても「ちょっと高いなぁ…」というのが正直な印象です

効 果:★★★★
作業性:★★☆☆☆
買得感:★★☆☆☆

PR
ETCバナー 468x60

関連ページ
  ◇コラム
  ◇メールマガジン
※ナプロGX、SEVパワーアップシステム以外の商品は当社での販売を行っておりません。商品に関するお問い合わせ等は各メーカー・発売元へお願いいたします。