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テスト&レポート

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バイク、クルマ雑誌のフリーライター安藤佳正が世のカー用品をテスト&レポート!
 

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  商品に関するお問い合わせ等は各メーカー・発売元へお願いいたします。


360°マルチエキサイトプラグ
標準価格: 2800円〜3600円/1本
発売元: 東亜システムクリエイト
http://www.toa-corp.co.jp/
 
 中心から棒状の電極が突き出し、それに覆い被さるように横からL字型の外側電極が伸び、その2つの間を火花が飛ぶ。それが今も昔も変わらないスパークプラグの定説ですが、この360°マルチエキサイトプラグには、中心電極だけで外側電極がありません。それじゃどうやって火花が飛ぶのかというと、中心電極の根本を覆った、通常は絶縁体と呼ばれる部分(ブリッジプレート)を中継点にして、中心電極からプラグハウジングに向かって、飛び石のように火花が伝わるということです。

 ブリッジプレートには特に通り道のようなものはないので、中心電極からプラグハウジングに向かって四方八方に火花が飛んでいくことから、その名も”360°無死角マルチ点火”。火花がバシバシといくつも飛べば、混合気への着火性と燃焼効率が良くなるのは何となく分かるでしょう。それによって、発進加速性能やレスポンスがよくなり、メーカー側のテストでは燃費も平均15%アップするということです。

 今回、初期型プリメーラに装着したのは、RB2タイプという、プラグの中にエキサイターと呼ばれるチップを2個内蔵したタイプで、これがプラグの要求電圧を下げ、プラグコードで減衰された電圧を補って、より強力なスパークを実現するということ。こう説明すると「さぞやレースでも・・・・」と考えるのが常ですが、この360°マルチエキサイトプラグは、そもそも街乗りにおけるドライバビリティの向上と省燃費を目的に開発された製品で、レーシングエンジンやチューニングエンジンでの使用は想定していません。RB2は一応スポーツタイプという位置付けになっていますが、それでもスタンダードエンジン+α程度ということです。

 装着方法は従来のプラグと変わりませんが、取り付け時に落とすとブリッジプレートが割れて使い物にならなくなることがありますから、ホールド性のいいしっかりしたプラグレンチを使うことが大切です。ガスケットが接触して止まるまでは指先で締める、締めすぎに注意する、というのはプラグ交換のお約束ですね。ブリッジプレートが徐々に磨耗していくので、交換は走行3万kmが目安ということです。

 さて、気になるのはその効果ですが、装着直後から始動性とアクセルレスポンスが上がっているのが確かに実感できます。特に低いスピードからアクセルを一気に踏んだような状況で、明らかにツキが良くなりました。燃費は10%程度上がりましたが、満タンの具合で10%ぐらいはすぐに変わってしまうので、もう何回か給油しないと正確なことは言えません。でも、面白がってアクセルを踏まなければ少なからず上がるはずです。

 確かに効果はありますが、ネックはRB2タイプで1本3600円という価格。私だったらイリジウム(1本1500〜2000円)に行っちゃうかなぁ。

 効 果:★★★☆☆
 使用法:★★★☆☆
 買得感:☆☆☆☆


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