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テスト&レポート

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バイク、クルマ雑誌のフリーライター安藤佳正が世のカー用品をテスト&レポート!

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ナプロGX以外の商品は当社での販売を行っておりません。
  商品に関するお問い合わせ等は各メーカー・発売元へお願いいたします。


マイクロロン・エアコンディショナーフィックス
標準価格: 8400円(税込み・工賃別)
発売元: 協和興材
http://www.microlon.co.jp/

 エアコンを作動させると出足や加速が鈍くなったり、燃費が低下したりするのは、みんな経験としてご存知のことと思います。これはエアコンを作動させるためのコンプレッサーがかなりのパワーを必要とするためで、絶対トルクの低い軽自動車や小排気量車になるとなおさら。「仕方がないとわかっていてもイライラする」という方も少なくないでしょう。

 今回紹介するマイクロロン・エアコンディショナーフィックスは、その名の通りエアコンシステムのための添加剤。独自に調合された特殊なマイクロロン樹脂(フッ素樹脂加工物)をエアコンシステム内に注入することで、コンプレッサーを中心とする金属摺動面の摩擦抵抗を低減。その結果、エアコン作動時のパワーダウン感や振動、作動音、燃費低下を軽減し、フロンガスの漏れを防止。さらに冷房効果の向上も望めるという製品です。万が一エアコンガスとオイルが漏れてしまった場合にも、コンプレッサーへのダメージを最小限に抑える効果も望めます。

 注入作業にはエアコンガスの充填に使うような専用機器が必要なので、DIYでは事実上不可能。購入したショップでそのまま注入して貰うことになります。工賃はエアコンラインへのアクセスの良し悪しやショップによって差がありますが、2ヵ所で確認したところ片や2000円、片や4300円とかなりの開きがあります。ここはあらかじめ確認した方がいいでしょう。注入作業自体は5〜10分ほどで終わりますが、ショップによっては初期馴染みの時間まで含めてトータル30〜40分ほどかけるケースもあるようです。

 肝心の効果ですが、「小排気量車の方が体感しやすい」ということで、カローラ・フィールダー(1500cc)でテストしてみました。走り出してすぐに気づいたのがエンジン音。特に気になっていたわけではないのですが、おそらくコンプレッサーの発生するノイズが減ったのでしょう、耳に届くエンジン音がクリアな感じになりました。走りの方もトルク感がアップした印象で、発進時やカーブの立ち上がりで特にそれを感じます。「エアコンってこんなにパワー食ってたんだ」と改めて実感させられました。

 今回の試乗ではそういったシチュエーションに恵まれませんでしたが、おそらく追い越し加速や長い登坂路だとさらに顕著な差が出そうな印象。エアコンの効きも確かに良くなっており、添加前の設定のままでは寒く感じて、オートエアコンの温度設定を1℃上げたことも付け加えておきましょう。ただ、トルクに余裕があってエアコンによるパワーダウンをあまり感じていないクルマでは、エアコンの効き以外の面での体感効果が薄く「何だ、効かないじゃん」と思われるかもしれません。

 工賃込みで1万円を超える費用は、個人的に「ちょっと高いな」という印象を持ちますが、私が知る範囲では、取り扱いショップに行きさえすれば誰でも受けることができ、エアコンによるパワーダウンを軽減できる唯一のメニュー。エアコンのパワーダウン感を何とかしたいと思っているユーザーには推せるメニューです。ショップの方に伺ったところ「マイクロロンはどちらかというとマニア向けの商品ですが、このエアコンディショナーフィックスはファミリーカーユーザーが結構購入されます。クルマは2000ccクラスのミニバンが多いですね」ということでした。

 普通乗用車クラスで1回1本の使用。何らかの原因でエアコンガスやオイルが漏れない限りは効果が続くということです。対象はフロン134aで、旧式のフロン12aのシステムには対応していません。ただ、別にフロン12a用のメニューもあるようですから、対象車のオーナーは相談してみてください。

効 果★★★★
作業性:☆☆☆☆
買得感:★★☆☆☆
 


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